速報
Meta、アバター向けアパレルショップ開店 「メタバースで自分を表現する方法」とザッカーバーグCEO
Metaは、Facebook、Instagram、Messengerで共通で使えるユーザーアバターに着せる服のデジタルアパレルショップを開店する。まずはプラダ、バレンシアーガ、トム ブラウンがアイテムを提供。メタバースでも着られるようになる見込みだ。
米Metaは、Facebook、Instagram、Messenger共通で使えるユーザーアバターに着せる服のデジタルアパレルショップ「Meta Avatars Store」を開店する。マーク・ザッカーバーグCEOが6月17日(現地時間)、自身のFacebook投稿で発表した。プラダ、バレンシアーガ、トム ブラウンがアイテムを提供する。ブランドは順次増やしていく計画だ。まずは米、カナダ、タイ、メキシコで展開していく。
ザッカーバーグ氏は「デジタルグッズはメタバースで自分を表現するための重要な方法であり、クリエイティブエコノミーの大きな推進力になる。すぐにVRでも使えるようにする」と語った。Quest 2で参加できるメタバース「Horizon World」(日本未公開)で使うアバターにも購入した服を着せられるようになるということだ。
Metaは4月、Horizon World上でアイテムを販売するテストを開始している。
ザッカーバーグCEOはかつては公の場でグレーのシャツか黒いフーディしか着用していなかったが、最近はリアル世界でもそれ以外の服を着るようになっていた。
関連記事
- iPhoneの自撮りで本物そっくりな動く3Dリアルアバター 米Metaが技術開発
米MetaのReality Labsの研究チームは、スマートフォンで自撮りした短時間のスキャン画像から、本物そっくりの3D頭部アバターを生成するシステムを開発した。異なる視点やフォトリアリスティックな表情を表現し、高い忠実度で再現する。 - Meta、メタバース「Horizon Home」提供開始 Quest v41アップデートで
MetaのザッカーバーグCEOは、Quest 2のv41アップデートで「Horizon Home」を提供すると発表した。ユーザー同士が自分のホームに友達を招待し合い、一緒に動画を鑑賞したりできる。 - Meta(旧Facebook)、メタバースでアイテムを販売するクリエイター向けテストを開始
Meta(旧Facebook)は、メタバース「Horizon Worlds」で仮想アイテムやエフェクトを販売するクリエイター向けのテストを開始した。売り上げの数十%を手数料として徴収する。 - Meta(旧Facebook)の3Dアバター改善、Instagramでも利用可能に
Meta(旧Facebook)が3Dアバターのアップデートを発表。まずは北米などで新アイテムや肌色微調整機能などを追加した。Instagramでも同じアバターを使えるようになる。 - Facebook、仮想現実内の表情も変わる似顔アバターや体験共有機能のプロトタイプを披露
VRを次世代ソーシャルプラットフォームと位置付けるFacebookが、VR内でのコミュニケーションを円滑にするための表情豊かなアバターのプロトタイプを披露した。ユーザーの頭と両手の位置を反映させたジェスチャーや「笑顔」や「驚き」の表情の表現が可能だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.