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「1000万円あげるから短編映画作らない?」 講談社がクリエイター支援企画 CGやVRもOK
「1000万円さしあげますから、ショートフィルムを作りませんか?」。国際映画祭での受賞を目指す映像の企画書を募集する「シネマクリエイターズラボ」を講談社が発表。講談社の編集者が完成まで伴走する。
「1000万円さしあげますから、ショートフィルムを作りませんか?」――講談社は6月20日、国際映画祭での受賞を目指す短編映像の企画書を募集する「シネマクリエイターズラボ」を発表した。
絵コンテ・脚本などの企画書を募集し、審査に通った作家に、製作資金・生活費として1000万円を支給。講談社の編集者が完成まで伴走する。8月1日から第1期の募集を始める予定だ。
募集するのは、25分以内の映像作品の絵コンテまたは脚本と、経歴や過去作ポートフォリオ。実写・CG・アニメーション・VR作品など、形式&ジャンルは不問だ。
作家には担当編集者がつき、製作から資金・宣伝面までバックアップ。国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」の協力も得て実施する。
同社は2020年から、ゲームクリエイターに最大2000万円を支援して開発をサポートする「ゲームクリエイターズラボ」を展開。10作品以上のゲームを製作中で、22年8月には第1弾として4タイトルが発売されるという。
同社の野間省伸社長は、「映像分野でも担当編集者がクリエイターとの“1対1の対話”から製作のサポートする。これまでもクリエイターを応援し続けてきた講談社が、映像という未知の分野で新たな才能・可能性と出会える喜びに打ち震えております」とコメントしている。
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