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セキュリティエンジニア向け英語教材、IPAが無償公開 「セキュリティ英単語集」など

情報処理推進機構は、セキュリティエンジニア向け英語教材「セキュリティエンジニアのための English Reading」を公開した。英文の読解力や情報収集力を高める内容という。

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 情報処理推進機構(IPA)は6月29日、セキュリティエンジニア向けの英語教材「セキュリティエンジニアのための English Reading」を公開した。英文の読解力や情報収集力を高める内容という。セキュリティニュースの頻出単語をまとめた「セキュリティ英単語集」も同時に公開した。


「セキュリティエンジニアのための English Reading」

 セキュリティエンジニアの実務では英語の書類を読むことが多いとして、英文の読解を中心に解説。英語で情報収集することの重要性にはじまり、より楽に英文を読むポイント、読解力を鍛える訓練法を紹介している。セキュリティ関係の単語を330語まとめ、それぞれの意味や関連語、用例を説明した「セキュリティ英単語集」も掲載している。


「セキュリティエンジニアのための English Reading」の一部

「セキュリティ英単語集」の一部

 日本語話者のセキュリティエンジニアによる利用を想定。特にユーザー企業や官公庁で働く実務担当者を意識して制作したという。

 企業の経営層と現場担当者をつなぐセキュリティ人材の育成を目的とする「中核人材育成プログラム」の一環。IPAによれば、世界中の情報を利用するには英語のリーディング力が不可欠な一方、日本のセキュリティエンジニアの多くは英語に苦手意識を持っているという。これにより、的確な情報活用ができていない現状にあることから、教材の公開に至った。

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