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eスポーツカフェで全PCが「ハードウェアBAN」 一部ゲームが全77台でプレイ不能に 先月はグラボ盗難被害にも

新大久保のカフェ「e-sports cafe」で、同店に設置している全PCでシューティングゲーム「VALORANT」がプレイできなくなる事態が発生した。不正行為を行ったユーザーのPCからアカウント登録などを認めない「ハードウェアBAN」の対象になったという。

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 新大久保のカフェ「e-sports cafe」を運営するe-SPORTSCAFE(東京都新宿区)は7月4日、同店に設置している全77台のPC全てで、シューティングゲーム「VALORANT」がプレイできなくなったと発表した。ゲーム上で不正行為を行ったユーザーのPCからアカウント登録などを認めない「ハードウェアBAN」の対象になったという。


同店のTwitterアカウント(@esportscafejp)の投稿

 e-sports cafeはeスポーツのプレイを目的としたカフェ施設。日本でのeスポーツの普及と発展を目的に運営している。店舗には全77台のゲーミングPCを設置しており、本格的な競技用デバイスを取りそろえているという。


「e-sports cafe」(公式Webサイトから引用

 同店のTwitterアカウント(@esportscafejp)の投稿によると、ハードウェアBANされたのは7月4日。カフェ利用者の「eスポーツカフェでVALORANTをプレイした一部のユーザーがチート行為を行った」というツイートを引用し、現在復旧に向けて対応中であると報告した。VALORANTの公式Webサイトには、ハードウェアBANの実施期間は4カ月に渡ると記載している。


発生したエラーコードVAN 152は通常4カ月持続すると記載(VALORANT公式Webサイトから引用

 同店に発生経緯などについて尋ねたところ「本件についてはゲームメーカーに問い合わせや情報交換をしている最中であり、『店全体のマシンが使えなくなった』という事実以外は原因を含めて現在調査中」と返答があった。

 同店では6月17日、設置しているPCからグラフィックスカードが抜き取られる被害にあったとして、Twitterアカウントで防犯カメラの映像を公開し、話題になっていた。

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