AWS、市販のMac miniをそのまま組み込んだ「Amazon EC2 M1 Macインスタンス」正式リリース Apple Siliconでのビルドやテストが可能に
AWSが、Apple Siliconベースのインスタンスを提供する「Amazon EC2 M1 Macインスタンス」を正式リリース。Apple Siliconベースのプロセッサを用いたアプリケーションのビルドやテストをAWS上で行うことができるという。
この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「AWSでAppleシリコンによるビルドやテストが可能に、「Amazon EC2 M1 Macインスタンス」が正式リリース」(2022年7月11日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Amazon Web Services(AWS)は、Apple Siliconベースのインスタンスを提供する「Amazon EC2 M1 Macインスタンス」の正式リリースを発表しました。
Amazon EC2 M1 MacインスタンスはAppleのMac miniをそのままラックに組み込んで、Thunderbolt経由で同社のクラウド基盤システムである「Nitro System」コントローラに接続したもの。
2021年12月に開催されたイベント「AWS re:Invent 2021」で発表されていました。
参考:[速報]AWS、Apple M1チップ対応の「EC2 M1 Macインスタンス」登場。相変わらず市販のMac miniをそのままラックに組み込み。AWS re:Invent 2021
Amazon EC2 M1 Macインスタンスを利用することで、Apple Siliconベースのプロセッサを用いたアプリケーションのビルドやテストをAWS上で行うことができるようになります。大規模なアプリケーション開発において並行ビルドや並行テストなどで活用できるでしょう。
利用可能なM1 Mac miniのスペックは8CPUコア、8GPUコア、16GBメモリ、16コアApple Neural Engine。これがThunderbolt経由で10GbpsのVPCネットワークと8GB EBSストレージに接続されています。
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