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ニコンが一眼レフ開発撤退と日経報道 ニコン「憶測によるもの」とコメント
ニコンが一眼レフカメラ開発から撤退すると日本経済新聞が7月12日に報じた。ニコンは、この報道に対して「憶測によるもので、当社が発表したものではありません」とコメントしている。
ニコンが一眼レフカメラ開発から撤退すると日本経済新聞が7月12日に報じた。ニコンは、この報道に対して「憶測によるもので、当社が発表したものではありません」とコメントしている。
1959年の「ニコンF」から一眼レフカメラを主力商品として展開していたが、2018年に新設計の「Zマウント」を採用したフルサイズミラーレスカメラ「Z 6」「Z 7」を発表。2021年にはミラーレス機では初のフラグシップモデル「Z 9」を投入しており、販売比率ではミラーレスの割合が増えているという。
同社に確認したところ「一眼レフの開発は現時点で止めており、ミラーレスに注力していることは前々から決算などで何度もお伝えしている」と説明。開発は止めているものの今後の話は未定であり、撤退を話したことはないとしている。併せて一眼レフの生産、販売、サポートは今後も継続する予定であることを強調した。
【修正:2022年7月13日午前1時 タイトルの表記を修正しました】
【修正:2022年7月13日午前10時 タイトルを撤退から開発撤退に修正しました】
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