ニュース
暑さ対策をエアコンだけに頼らない REON POCKETなどネッククーラー併用して個人差も吸収しよう:デジタル防災を始めよう(3/3 ページ)
人によって室温の体感は異なる。エアコンを下げすぎると寒がる人、上げすぎると暑すぎると感じる人。そうした個人差を吸収し、設定温度を高くし、省エネにも貢献する方法がある。
サーキュレーターの併用も効果的
エアコンの効果を高めるには、冷やした空気を部屋の隅々にまで届けて、熱い空気を排出するか冷却のために取り込むなどの必要がある。
一般的にサーキュレーターなどを併用すると良いとされるが、空気の流れを考えずに作動させてもかえって電気の無駄遣いになってしまう場合もある。
シャープのエアコンには湿度をコントロールして室温の上昇を抑制したり、空気清浄機と連動して効率的な空気の循環を行う機能を持ったものもある。
室外機のケアをして効率をアップ
さらには室外機の設置などによってもエアコンの効きに大きく違いが出る。
一般的には室外機は風通しの良い場所に設置して周囲に物を置かない(熱気がたまらない)ようにするのが良いとされている。
同じような理屈で直射日光が当たらないように、室外機カバーやすだれなどの日除けを設置するのも良いだろう。ファンの前に荷物などを置いて送風(排熱)の妨げにならないようにするのも重要だ。
関連記事
- お使いの家電製品、10年以上前のでは? 最新式ならこれだけ節電できる
冷蔵庫、照明器具、エアコン。これらは節電が難しいが、生活には欠かせない家電製品だ。しかし、古い世代の製品と最新世代とではその省エネ性能が大きく異なるのだ。 - 厳しい電力需給続く 今すぐできる節電・寒さ対策を実践しよう
連載「デジタル防災を始めよう」ではこれまで、停電時や寒さの対策について報じてきたが、電力ひっ迫と寒波がダブルでやってきた現在の状況に対応するための方法について改めてまとめた。 - 突然の地震、起きた後でもこれだけは対策しておこう デジタル防災に必要な「3つのポイント」
3月16日午後11時30分過ぎ、福島県沖で強い地震が発生した。今からできる対策は何か、「デジタル防災」を連載中の戸津弘貴さんに急遽、まとめてもらった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.