ニュース
国家試験「情報セキュリティマネジメント試験」に82歳が合格 最年長記録を更新
セキュリティ知識に関する国家試験「情報セキュリティマネジメント試験」に82歳の受験者が合格。これまでの最年長記録だった78歳を約3年ぶりに更新した。
情報処理推進機構(IPA)は7月27日、6月に実施したセキュリティ知識に関する国家試験「情報セキュリティマネジメント試験」に82歳の受験者が合格したと発表した。これまでの最年長記録だった78歳を約3年ぶりに更新したという。
情報セキュリティマネジメント試験は、サイバー攻撃などから組織を継続的に守る情報セキュリティの基礎知識や技能を問う試験。内容の高度さに応じて4つのレベルに分かれる「情報処理技術者試験」の一つで、基本情報技術者試験と同じレベル2に当たる。2016年の創設以来、約22万人が受験しており、合格者は約半数という。
6月の試験を受験した人の数は1万3129人。合格者数は8032人(合格率61.2%)だった。都道府県や年齢別の受験者数・合格者数も集計しており、9月に公開する。
関連記事
- 「応用情報技術者試験」で70歳が合格 10年ぶりに最年長記録を更新
情報処理推進機構(IPA)は、2022年度4月に開催した国家試験「応用情報技術者試験」で70歳の受験者が合格したと発表した。これまでの最年長記録であった69歳を10年ぶりに更新したという。 - 基本情報技術者試験がいつでも受験できるように、年2回から変更 2023年4月スタート 出題範囲も変更
情報処理推進機構は、基本情報技術者試験と情報セキュリティマネジメント試験を通年試験化すると発表した。これまで年2回のみ実施していた試験を、受験者が都合の良い日時を選択して受験できるようになる。2023年4月から適用する。 - ITパスポートに86歳が合格、最年長記録を更新 最年少との差は78歳差に
情報処理推進機構(IPA)は、2021年11月度に開催したITパスポート試験で、86歳の受験者が合格したと発表した。これまでの最年長記録は、2017年12月度の試験時に合格した83歳で、最年長合格者の記録を3歳更新した。 - ITパスポート試験に7歳の小学1年生が合格、最年少記録を更新 12歳以下の合格者は累計61人に
情報処理推進機構は、2022年3月度に開催した国家試験「ITパスポート」の試験に、小学1年生の7歳の受験者が合格したと発表した。これまでの最年少記録である8歳を1年5カ月ぶりに更新したという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.