小さくて軽くてかわいいキヤノン「EOS R10」が“Kiss”にならなかった理由 AFや連写は本格派:荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/4 ページ)
キヤノン「EOS R」シリーズの末っ子が登場した。とにかく小さくて軽くてかわいい。ぱっと見たとき「これ、EOS Kiss Rにしちゃっていいんじゃないか」と思ったくらい。
ISO感度は最高でISO32000までで、拡張ISO感度でISO51200も指定可能。
次の夜景作例はF8まで絞ってISO12800で撮ったもの。ISO6400から12800へ移る段階でちょっとノイジーになるものの、ISO25600まではけっこう使えそうだ。ISOオートだとISO6400が上限になるのだけど、もうちょっと上げちゃってもいいかと思う。
背面モニターはタッチパネル搭載でバリアングル式。EOSはかなり前からそうだったのだけど、タッチパネルのレスポンスは良いし、メニュー操作などほとんどのシーンでタッチ操作ができるのがいい。
EOS R10は小さくて軽くて廉価で、一見、Kissシリーズに相応しい感じなのだけど、撮影性能はミドルクラスといっていいレベルなのだった。
薄くて軽い単焦点をつけてスナップ撮影によし
EOS R10は突出した性能や個性こそないけれども、初めてEOS Rシリーズを、あるいはミラーレス一眼を、という人に最適なカメラなのだと思う。エントリー機や小型軽量機では外されがちなファインダーや電子ダイヤルやAF用スティックもきっちり装備されてるし、AFも連写も常用するのにいい。
ただ、標準のズームレンズは18-50mmと広角側が弱い。イマドキの標準ズームは35mm換算で24mm相当スタートが標準で、現にEOS Kiss Mの標準ズームは15-45mmと広角側が24mm相当なのだ。
さらに、実物を触って思ったのは、これ、単焦点レンズを付けてスナップ機として使うとすごく快適なんじゃない? ということ。
APS-Cサイズ用のRF-Sレンズこそまだ2本だが、キヤノンは昨今、小型軽量で廉価なレンズに力を入れており、EOS R10に似合うレンズもそろってきたのだ。
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