小さくて軽くてかわいいキヤノン「EOS R10」が“Kiss”にならなかった理由 AFや連写は本格派:荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/4 ページ)
キヤノン「EOS R」シリーズの末っ子が登場した。とにかく小さくて軽くてかわいい。ぱっと見たとき「これ、EOS Kiss Rにしちゃっていいんじゃないか」と思ったくらい。
そこでおすすめしたいのが「RF 16mm F2.8 STM」。
EOS R10に装着すると25mm相当とほどよい広角になるし、何よりけっこう似合う。
今回、新たに「RF 24mm F1.8 MACRO IS STM」が発表され、16mm、24mm、35mm、50mm、85mmとEOS R7/10に似合うRFレンズがそろってきたのも朗報だ。
EOS R10はボディ内手ブレ補正を持たないので慣れないと手ブレしやすいが、初代EOS RとRPが手ブレ補正なしだったこともあるのか手ブレ補正機構を内蔵するレンズが多い(上記の5本では、16mm以外は手ブレ補正対応している)のも朗報だ。
今回は標準レンズとして使え、ハーフマクロ撮影もできる「RF 35mm F1.8 MACRO IS STM」を組み合わせてみた。
マクロレンズなので小さな「さぎ草」(サギが飛んでいる姿に似てることからその名が)の花もしっかり。
なお動画は4Kの30fpsまで(4K UHDクロップを使えば60fpsにも)対応している。
バッテリーとメディア(SDXCカード)はグリップの底に。
バッテリーの持ちは「省電力優先」の場合、ファインダー撮影時で約260枚、モニター撮影時で約430枚とそれほど多くはないが、バッテリーサイズや携帯性を考えるとこのくらいだろう。
ボディ内手ブレ補正はないし(だから手ブレ補正はそれほど強力じゃない)ボディの質感も高くはないものの、その分小さくて軽くて廉価なので、EOS R版Kissと思ってもOkな入門向けミラーレス一眼だし、その携帯性を生かしてスナップ機として楽しむのも良さげ、という結論に達した。
同時に発表されたEOS R7とは兄弟機のようでも性格がけっこう違うので自分に合った方を選ぶのが大事だなと思う。
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