ニュース
大雨、ゲリラ豪雨、線状降水帯……夏の水害対策に役立つこんなグッズ:デジタル防災を始めよう(3/3 ページ)
このところの不安定な天気で、水害対策を検討されている人も多いだろう。そんなあなたにこんなお役立ち情報を。
防災情報をこまめにチェックしよう
線状降水帯などは、週間天気予報で予報されないことも多く、突然現れて大雨を降らせることがある。防災アプリの通知をONにしておくことで、自分の住むエリアや両親など気になる人が住んでいるエリアに災害アラートがあると知らせてくれるほか、ヤフーのポータルサイトでは、天気をはじめとする防災情報を入手できる。
特に、防災情報のタブでは、喫緊の災害に際して、避難すべきかどうかの判断となる情報が得られる。例えば、河川水位では近くの河川が氾濫水位に達するかどうかなどを確認できるし、土砂災害ではエリアごとに土砂災害の危険性を確認することができる。
夜間の避難や、避難に時間のかかる年配の家族がいる場合には、こういった情報を参考にして早めの避難をするなど、安全を優先した行動を心がけたい。
筆者はダイビングを趣味で楽しんでいるが、水中に体が浸った状態で、機材などの重量物を身にまとっていると行動に大きな制限がかかるのを実感する。
ダイビングのように、ある程度水中で行動することを前提とした装備でもそうなのだ。ましてや、避難バッグを背負って家族の手を引いて、膝まで水につかりながら避難するという状況は、想像したくない危険な状態だ。
最近の災害は判断に迷う状況も多いが、年配の両親やまだ小さい子供がいるという家庭は、早めの判断だけで行動したり、杓子定規に避難所に行くのではなく、水害の影響のないエリアに一時的に避難するなど命を最優先にした行動をとってもらいたい。
関連記事
- Apple Watchで九死に一生を得た? デジタル防災に欠かせないスマートウォッチのヘルスケア機能
今回は著者の体験談から、Apple Watchをはじめとするスマートウォッチのヘイルスケア機能について。 - 暑さ対策をエアコンだけに頼らない REON POCKETなどネッククーラー併用して個人差も吸収しよう
人によって室温の体感は異なる。エアコンを下げすぎると寒がる人、上げすぎると暑すぎると感じる人。そうした個人差を吸収し、設定温度を高くし、省エネにも貢献する方法がある。 - 夏の停電対策に大切なこと
暑い夏に停電したら、どうするか。防災対策専門ライターはそうなったときに困らないための準備を提唱する。 - 突然のコロナ感染、その時あってよかったもの 非常持ち出し袋がホテル療養セットに
コロナ感染が判明し、ホテル療養することになった筆者が、便利だと感じたものたちを紹介しよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.