ティム・クックCEO、ジョニー・アイブ氏、ローレン・パウエル・ジョブズ氏がジョブズ氏について語るイベント

毎年恒例のITカンファレンス「Code」に、Appleのティム・クックCEO、同社の前CDOのジョニー・アイブ氏、ローレン・パウエル・ジョブズ氏の3人が集う。故スティーブ・ジョブズ氏について語り合う見込みだ。カーラ・スウィッシャー氏の司会は最後になる。

[ITmedia]

　米IT系のベテランジャーナリストのカーラ・スウィッシャー氏は8月23日（現地時間）、9月6日〜8日に恒例の「Code」イベントを開催するとツイートした。20年続けてきたこのイベントで、同氏が司会を務めるのはこれが最後という。そこで、第1回のゲストだった故スティーブ・ジョブズ氏を「最もよく知るトリオ」を集めて同氏について語り合うと予告した。つまり、米Appleのティム・クックCEO、前CDO（デザイン最高責任者）のジョニー・アイブ氏、ジョブズ氏の妻、ローレン・パウエル・ジョブズ氏の3人だ。

　3人の登壇日時はまだ公表されていない。9月7日にはAppleが新製品イベントを開催するとみられているので、6日か8日になりそうだ。

　スウィッシャー氏とウォルト・モスバーグ氏によるCodeカンファレンス（当初は「D」と呼ばれていた）ではこれまで、ジョブズ氏の他、ビル・ゲイツ氏、ラリー・エリソン氏、孫正義氏、サティア・ナデラ氏、ジェフ・ベゾス氏、マーク・ザッカーバーグ氏、イーロン・マスク氏、ジャック・ドーシー氏、エヴァン・シュピーゲル氏などのIT系の著名人が多数登壇してきた。ジョブズ氏は6回登壇しており、ゲイツ氏と並んで対談したこともある。

2010年のCodeに登壇したスティーブ・ジョブズ氏（右）

　Code 2022にはこの3人の他、VCのジョン・ドーア氏、米Facebook(当時）の内部告発者フランシス・ホーゲン氏、米AlphabetとGoogleのCEO、スンダー・ピチャイ氏、バイデン政権の前報道官、ジェン・サキ氏、Snapのエヴァン・シュピーゲルCEOなどが登壇する。