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PaaS「Heroku」が無料プラン廃止、11月から 非アクティブなアカウントとストレージも削除
米Salesforceの子会社である米Herokuは、同社が提供するPaaS「Heroku」の無料プランを廃止すると発表した。今後はサービスの運営上不可欠なミッションクリティカルな機能の提供にリソースを集中させると説明している。
米Salesforceの子会社である米Herokuは8月25日(現地時間)、同社が提供するPaaS「Heroku」の無料プランを廃止すると発表した。同社は「無料プランを利用しようとする詐欺や不正使用などの監視に多くの労力を費やしている」とし、今後はサービスの運営上不可欠なミッションクリティカルな機能の提供にリソースを集中させると説明している。
無料プラン廃止の対象になるのは「Heroku Dynos」「Heroku Postgres」「Heroku Data for Redis」の3種類で、段階的に実行する。10月26日から、1年以上使われていないアカウントとその関連ストレージの削除を始め、11月28日に提供を停止する。影響を受けるユーザーには順次メールで連絡するという。
無料プランの全機能は、各サービスの低価格プランで利用できるという。Heroku Dynosは月額7ドル、Heroku Postgresは月額9ドル、Heroku Data for Redisは月額15ドルから。
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