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「アクトビラ」解散、WOWOWが決定 「当初想定したほど収益に結びつかず」
WOWOWは、映像配信プラットフォーム事業を展開する子会社のアクトビラを解散する。2022年12月にアクトビラの精算を完了する予定としている。
WOWOWは8月26日、映像配信プラットフォーム事業を展開する子会社のアクトビラを解散すると発表した。2022年12月にアクトビラの精算を完了する予定としている。
アクトビラは、2006年にパナソニック、ソニー、シャープ、東芝、日立を中心に設立され、2007年9月から対応テレビ向けに動画コンテンツの配信を開始。2013年にはスマートフォンやタブレット向けのサービスも提供していた。2017年にWOWOWが子会社化するのに合わせ「アクトビラ・ベーシック」を終了。2020年からVODサービス「Chips!TV」を開始したが、2022年3月に終了している。
WOWOWは、解散理由として「事業環境の変化等により、当初想定したほど収益に結びつかず、その回復が見込めないと判断したため」としている。
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