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画像生成AI「Stable Diffusion」がLINEのチャットbotに 九工大の学生が作成 日本語にも対応

画像生成AI「Stable Diffusion」を使ったLINEのAIチャットbotサービス「お絵描きばりぐっどくん」が公開された。文章を送ることで、AIが画像を生成する。

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 画像生成AI「Stable Diffusion」を使ったLINEのAIチャットbotサービス「お絵描きばりぐっどくん」が8月28日に公開された。LINE上で文章を送ることで、AIが画像を生成する。英語の他、日本語にも対応している。九州工業大学情報工学部の4年生の西野颯真さん(@nishino_0719)が作成した。


LINEのAIチャットbotサービス「お絵描きばりぐっどくん」(西野さんのツイートから引用)

 LINEでbotを「友だち登録」することで利用可能。1日10枚まで画像を生成できる。生成した画像の著作権はStable Diffusionと同様、パブリックドメインとしている。西野さんは「Stable Diffusionを触る上で環境構築のハードルの高さへの課題を感じていて、そこを誰でも気軽に触れるLINEを使って解消できないかなと思った」と作成した経緯を話す。


記者が使用した例

 リクエスト通りに画像を生成するコツについては「明言はできないが、人物の生成は苦手だけど風景の生成は得意などの特徴を把握すると上手に画像生成できるのかなと。また、英語の方が精度は上がる」(西野さん)

 Stable Diffusionは、AIスタートアップ企業の英Stability AIが公開している画像生成AI。利用に当たっては、基本的にローカルやクラウド上に実行環境を整える必要がある。一方で、同社はStable Diffusionをオープンソース化していることから、さまざまな開発者がWebサービス化している。

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