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「怖くて眠れない」ネット中傷受けた気持ちを歌に 匿名で叩かれた社長が作詞 「悪意が人を殺すこともある」(2/3 ページ)

著名人などを、匿名で“叩く”行為が後を絶たない。自らもネットで叩かれたベンチャー社長が、その問題に切り込む歌を作り、YouTubeに公表した。この曲を通じて、「1人でも、叩く行為をやめてくれたら嬉しい」と祈る。

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 「5ちゃんねる」には同社や三浦さんを叩スレッドが大量に作られ、Twitterでも中傷を浴びた。実際の誹謗中傷は、例えば、以下のようなものだ。

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「5ちゃんねる」に実際に書かれた誹謗中傷の例
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  「やってる仕事のレベルが低すぎて失笑」「こんなサービスでドヤ顔する元電通マンのレベルの低さよ」……。多くのスレッドが立ち、誹謗中傷のオンパレードだった。

 三浦さんは、5ちゃんねる上で言い返したり、Twitterで反論してみたりしたが、逆効果だったという。

 「叩いてくる人たちは、叩くこと自体が目的なので、言い返しても叩く材料が増えるだけ。火に油を注ぐ結果になってしまったんです」(三浦さん)。

 ただ、三浦さんは、叩かれたこと自体は「へっちゃらだった」という。「僕はメンタルが強いので」。一方で、「有名人が匿名による誹謗中傷により自殺を図ってしまう心理が少しだけ理解できた」と振り返る。

 「僕の感じた小さな痛み・ムカつきの延長線上に、木村花さんの自殺や青汁王子の自殺未遂があることが体感できました」

 そして、人を死に追い込んでしまうことすらある匿名の誹謗中傷について、「社会に問題提起したい」と感じたのだ。

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