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「怖くて眠れない」ネット中傷受けた気持ちを歌に 匿名で叩かれた社長が作詞 「悪意が人を殺すこともある」(3/3 ページ)

著名人などを、匿名で“叩く”行為が後を絶たない。自らもネットで叩かれたベンチャー社長が、その問題に切り込む歌を作り、YouTubeに公表した。この曲を通じて、「1人でも、叩く行為をやめてくれたら嬉しい」と祈る。

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テキストで伝わらないなら、メロディに

 とはいえ、誹謗中傷にテキストで反論しても火に油を注ぐだけ。「ならばテキストにメロディーを加えて歌にして相手の"心"に訴えれば伝わるのでは?」。そう考え、歌を作ることにしたという。

 三浦さんには音楽経験はなかったが、同社の共同代表・岡田崇さんは音楽経験が豊富。三浦さんが歌詞を書き、岡田さんが曲を載せることで、「Anonymous Punch」が完成した。

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 伝えようとしたのは、「成功者を匿名で叩くのをやめてほしい」という思いだ。ベンチャー社長もYouTuberもアイドルも、努力を続けてその立場を勝ち取ったのであり、匿名の心ない言葉に傷つく普通の人間でもある、ということを、ロックのメロディで表現した。

 「この歌が、一人でも多くの、匿名で成功者を叩いてきた人に届き、一人でも叩く行為をやめてくれたら嬉しい。令和の成功者の肩書きとしてよく出てくる起業家やYouTuber、アイドルなども、陰で必死で努力してきたし、叩かれたら傷つく普通の人間であることを再認識してほしいです」と三浦さんは祈っている。

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