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SaaS管理のジョーシスが44億円調達 英語圏でのサービス提供へ
SaaS管理サービスなどを提供するジョーシスが約44億2000万円を調達。資金は2023年に開始を予定している英語圏でのサービス提供などに充てるという。
SaaS管理サービスなどを提供するジョーシス(東京都品川区)は9月7日、ベンチャーキャピタルのANRI(東京都渋谷区)などから約44億2000万円を調達したと発表した。資金は開発・販売体制に強化に充てる他、2023年に開始を予定している英語圏でのサービス提供で活用する。
まずは2023年初旬をめどにシンガポールでサービス提供を開始。その後同年内に米国、英国、インド、オーストラリア、ニュージーランド、オランダ、カナダといった国での提供を段階的に進めるという。拠点はインドのバンガロールに置く予定。
ジョーシスは2月、ラクスルが21年9月に始めたSaaS管理事業を分社化する形で設立。これまでにユーグレナやベルフェイス、アンカー・ジャパンといった企業にサービスを提供しているという。
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