Apple、スーパーボウルのハーフタイムショースポンサーに
Appleはスーパーボウルのハーフタイムショーのスポンサーになる。NFL(ナショナルフットボールリーグ)と複数年の契約を結んだ。ドクター・ドレなどが出演した2022年のショーのライブ視聴者数は1億2000万人以上だった。
米NFL(ナショナルフットボールリーグ)は9月22日(現地時間)、米Appleをスーパーボウルのハーフタイムショーの新パートナーに迎えたと発表した。契約は複数年に渡るもので、2023年2月12日にアリゾナ州グレデールで開催のLVIIから、長年パートナーだったPepsiCoに代わり、Appleがスポンサーになる。
AppleのApple Musicの公式Twitterアカウントも「2月に会いましょう。#SBLVII」とツイートした。
Appleは23日、Apple Musicで、これまでのハーフタイムショーに出演したアーティストのプレイリストなどをまとめた「Halftime Headliners」というコーナーを開設した。
PepsiCoはNFLとのスポンサー権を保持するが、ハーフタイムショーの権利は放棄したと5月に報じられていた。
NFLのリーグ優勝決定戦であるスーパーボウルは、そこで放映されるCM枠の価格が高いことでも知られる高視聴率コンテンツ。そのハーフタイムに行われるハーフタイムショーは、試合と同様に注目され、過去にはU2、ポール・マッカートニー、プリンス、マドンナ、レディー・ガガ、ジャスティン・ティンバーレイクなどが出演している。
2022年にはApple傘下のBeats by Dr. Dreの共同創業者、ドクター・ドレも出演した。NFLによると、このハーフタイムショーのライブ視聴者数は1億2000万人以上で、「今年最も視聴された音楽パフォーマンス」だったという。
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