カーナビアプリ「カーナビタイム」、出発前に冠水注意地点など確認可能に
ナビタイムジャパンは9月30日、カーナビアプリ「カーナビタイム」で「冠水注意地点」と「ハザードマップ」の提供を始めた。出発前に地図上で冠水注意地点やハザードマップを確認できる。
ナビタイムジャパンは9月30日、カーナビアプリ「カーナビタイム」で「冠水注意地点」と「ハザードマップ」の提供を始めた。
冠水注意地点は、全国約3600カ所の大雨などで冠水する可能性がある地点をハザードマップ上で確認できる機能。すべてのハザードマップ上に冠水注意のアイコンが表示され、アイコンをタップすると「渋谷駅ガード下」「目黒通り下アンダーパス」のように地点名称を確認できる。
ハザードマップは洪水や土石流、がけ崩れ、地すべり、高潮、津波、雪崩の7種類に対応しており、地図メニュー内の「ハザードマップ」から確認したい地図を選択できる。リアルタイムの警報発令と連動し、大雨特別警報や大雨警報、洪水警報などが発令された場合には、地図メニュー内の「ハザードマップ」ボタンに特別警報・警報・注意報を分けて表記し、注意喚起する。
同アプリは2021年8月から、走行中に降雨状況を考慮し、ルート上の冠水注意地点に近づくと音声で注意喚起をする「冠水注意地点案内」機能を提供している。今回の機能追加により、出発前に地図上で冠水注意地点やハザードマップを確認することが可能となり、ルート上だけでなく周辺の注意地点も視覚的に把握できるようになった。ルート検索後に地図を切り替えると走行予定のルートを見ながら冠水注意地点やハザードマップの注意エリアを確認できる。
この記事について
この記事は、地図と位置情報のニュースを中心とした情報サイト「GeoNews」から転載、加筆したものです。URLはこちら。
関連記事
- もう他人事じゃない ハザードマップで自宅の浸水リスクを知る
台風のニュースで頻繁に出てきた「ハザードマップ」。全国の自治体が提供しているハザードマップとその機能を知り、事前に避難計画を立てておきたいもの。その使い方と注目してほしいポイントを紹介しよう。 - 台風19号で避難して分かったこと
さいたま市の自宅で警報を受け、家族で避難所に向かった筆者の体験記。 - https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1809/06/news081.html,i
- 冠水したクルマ、エンジンをかけないで JAFが注意喚起
日本自動車連盟(JAF)が、冠水したクルマでは、エンジンなどの漏電で火災が発生する恐れがあるとして、いきなりエンジンをかけないよう注意を呼び掛けている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.