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Facebookの「フィード」に“最も関連のあるコンテンツに出会える”新機能
Metaは、Facebookのフィードのコンテンツ表示を調整する新機能を発表した。投稿ごとに似たような投稿をもっと見たいか見たくないかをフィードバックできるようになる。また、友達やページごとに表示頻度を調整するボタンもテスト中だ。
米Metaは10月5日(現地時間)、Facebookのフィード(Twitterのタイムラインに当たる旧ニュースフィード)をカスタマイズする新機能を追加すると発表した。「近日中に」利用可能になる見込みだ。
利用できるようになると、投稿に「フィードでこのような投稿をもっとみたいですか?」という問いと「表示を増やす」「表示を減らす」ボタンが表示され、いずれかをタップするとその意向が反映される。
また、投稿の右上の[…]メニューにも同様の選択肢が表示されるようになり、ここで「似ている投稿」の表示頻度を調整できる。
投稿と似ているかどうかはMetaのAIが判断し、AIが似ていると判断した投稿のランキングスコアが一時的に上がる。
この機能はTikTokのようなショート動画「リール」でもテスト中という。
また、フィードに表示される友達、グループ、ページ、著名人からのコンテンツの量をカスタマイズするための設定もテスト中だと発表した。例えば友達からの投稿を「Normal」(普通)に、グループからの投稿を「Less」(少なめ)などと調整できる。この機能がいつごろから使えるかについてはまだ不明だ。
これらは、ユーザーが「自分にとって価値のあるコンテンツをより多く発見する」ための機能という。
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