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「Pixel Watch」正式発表、Google初のスマートウォッチは3万9800円から Suicaにも対応か

米Googleは10月6日(現地時間)、同社初のスマートウォッチ「Pixel Watch」を発表した。Wi-FiモデルとLTEモデルの2種類を用意しており、価格は前者が3万9800円、後者が4万7800円。

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 米Googleは10月6日(現地時間)、同社初のスマートウォッチ「Pixel Watch」を発表した。Wi-FiモデルとLTEモデルの2種類を用意しており、価格は前者が3万9800円、後者が4万7800円。米国は349ドルからで、税別価格に合わせると1ドル約104円でレートが設定されている。

 Googleは併せて「Pixel 7/7 Pro」を正式発表。23年発売予定の「Pixel Tablet」についても新情報を公開した。

 ディスプレイは320ppiでDCI-P3をサポートし、常時表示に対応するAMOLEDディスプレイを搭載する。ケースサイズは41mmで、角のない滑らかな円形デザインをしており、80%リサイクルされたステンレススチールで仕上げられている。常時点灯やステンレススチールは、Apple Watchだと上位モデルで採用されている。


常時点灯対応の円形ディスプレイ

筐体はステンレススチール仕上げ

 Googleが買収したFitbitの機能が統合されており、心拍数測定機能や睡眠時のモニタリング機能、転倒検出機能と緊急通報機能(2022年冬リリース)などを搭載する。エクササイズ機能は40種類以上を搭載。水深50mまでの耐水仕様のため、さまざまなアクティビティをサポートする。また、Pixel Watchユーザーは、Fitbitのサブスクリプションプラン「Fitbit Premium」が半年間無料で使えるという。

 プロセッサは韓国Samsung ElectronicsのExynos 9110、メモリは2GB、ストレージは32GB。WearOS 3.5を搭載する。センサーは、高度計、血中酸素センサー、光学式心拍数センサー、GPSなどを搭載する。バッテリーは最大24時間としており、対応OSはAndroid 8.0以降。Googleアシスタントなどの音声AIが利用できる。

 Google Payに対応しており、日本の商品ページでは「Google Payを使用すれば、店舗や交通機関ですばやく簡単に非接触型決済ができます」と案内している。ページの写真にはSuicaの画面が表示されており、仕様を見る限りはFeliCaをサポートしているため、Suicaに対応している可能性が高い。

 カラーは3色(Champagne Gold、Matte Black、Polished Silver)を用意。バンドサイズは2種類で、20種類以上のバンドを販売する。

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