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駅の“券売機”でモバイルバッテリー貸し出し 京王が初導入
京王電鉄は、駅の券売機の空きスペースに、券売機型のモバイルバッテリー貸出機「ChargeSPOT」を導入する。
京王電鉄は10月17日、駅の券売機の空きスペースに、券売機型のモバイルバッテリー貸出機「ChargeSPOT」を導入すると発表した。京王線・京王井の頭線の32駅に計34台を順次設置する。
ChargeSPOTは、ベンチャー企業のINFORICHが提供するサービス。外出時にスマートフォンの充電が足りなくなった際、専用アプリから近くのスタンドを探してバッテリーを借り、別のバッテリースタンドに返却できる。
スタンドは大小いくつかサイズがあり、全国の駅や空港、商業施設などに3万5000カ所以上設置されている。京王線の駅にはこれまで、高さ149ミリの大きなスタンドを設置していたが、新たに券売機型を導入する。
京王は2022年末までに、「ChargeSPOT」の端末を全69駅に設置する計画だ。
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