PayPayは10月20日、2社が運営するふるさと納税ポータルサイトでPayPayが利用できるようになったと発表した。トラストバンクの「ふるさとチョイス」およびアイモバイルの「ふるなび」で利用できるようになる。これまで対応済みだった「さとふる」「ふるさと本舗」「ふるさとプレミアム」と併せ5社となる。
ふるさと納税は急速に規模が拡大し、2020年の実績は8302億円、4447万件となった。それに伴い、複数の自治体への寄付を取りまとめるポータルサイトの数も30以上に増加している。
ふるさと納税総合研究所が8月に発表した調査結果によると、ポータルサイトのシェアトップはふるさとチョイスで全自治体の94.3%が採用している。2位に楽天、3位にさとふる、4位にふるなびと続く。
今回PayPayは、楽天を除くふるさと納税ポータル上位4サイトに対応したことになる。
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