新しいワイヤレスイヤフォンを手に入れたら「イヤホンズ」で音質チェックしよう(1/2 ページ)
すっかり普通のものになったワイヤレスイヤフォン。今回はサウンドチェックにいい音源をご紹介したいと思います。誰でも利用できるようにYouTubeで探すことにしました。
すっかり普通のものになったワイヤレスイヤフォン。「耳からうどん」なんてことを言っていたのが、もはや懐かしいです。そしてノイキャンなどの機能があるのも、もはや当たり前で、さらに有線のイヤフォンと比較してどうしても不利な音質面でも優れたものが出てくるようになってきました。
新しい「AirPods Pro」でも強調されているように、その処理能力を使った空間オーディオへの対応まで含めてやっと「全部入り」といえるのが、今時のワイヤレスイヤフォン事情といえるでしょう。
とはいえ「これは音がいい!」と聞いて買ったものの、ホントに音がいいのだろうか? と思うことはないでしょうか。というのも、どんなに良いイヤフォンであっても再生する音が良い音でなければ、聴感上の差はそれほど出ないからです。
そこで今回はサウンドチェックにいい音源をご紹介したいと思います。一昔前なら専用のディスク(CDやSACDなど)を取り出すところですが、今は音楽視聴もネット中心の時代。もちろんiPhoneユーザーだからといって、必ずしもApple Musicに入っているわけでもないと思いますし、SpotifyとかAmazon Musicも同様。ということで、今回は音源を誰でも利用できるYouTubeで探すことにしました。
まずは定番「THE FIRST TAKE」
YouTubeの音声はopus(オーパス)という高効率の音声コーデックを使用していて、情報量は限られるものの、実はソースが良質であればかなり品質の高い音が出せます。
それを実感できるのが「THE FIRST TAKE」。どこの誰が運営しているか分かりませんが、ソニー製のプロ用音響機器を使う音にこだわったYouTubeチャンネルです。
中でもおすすめしたいのは、以下の2つ。
鈴木雅之 - DADDY ! DADDY ! DO ! feat. 鈴木愛理 / THE FIRST TAKE
- 男女両方のボーカルが確認できる
- フルメンバーのバンド編成
- 手拍子の音もサウンドチェックにちょうどいい
日向坂46 - 僕なんか / THE FIRST TAKE
- シンプルな伴奏
- ボーカル音がストレートに伝わってくる
ただ、これらの動画は音楽を聞く際の評価としては十分なのですが、イヤフォンの性能を知るという意味ではもう少し攻めたいところです。
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