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ICPOがメタバース発表 旅客審査の訓練などに活用
国際刑事警察機構(ICPO)が、独自のメタバース「INTERPOL Metaverse」を発表した。フランス・リヨンにある本部などをVRで再現。法医学や旅客審査のトレーニングといった分野で活用するという。
国際刑事警察機構(ICPO)は10月20日(現地時間)、独自のメタバース「INTERPOL Metaverse」を発表した。フランス・リヨンにある本部などをVRで再現。外部からの見学に対応する他、法医学や旅客審査のトレーニングといった分野で活用するという。
同日にインドのニューデリーで実施したデモンストレーションでは、空港を模したVR空間で、書類などを検査するトレーニングの様子を公開した。訓練だけでなく、警察官がアバターを使ってコミュニケーションする用途でも使えるという。
INTERPOL Metaverseの紹介映像
メタバース開発の背景については「メタバースは、日常生活を変革し、法執行機関に影響を与える可能性を秘めている。しかし警察がメタバースを理解するには、実際に経験する必要がある」(ICPO)。メタバースの悪用によって拡大する可能性のある犯罪のリスクを特定し、脅威に対する認知を高めるとしている。
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