ニュース
イーロン・マスク氏、Twitterの買収を完了 約6.4兆円で 米紙報道
イーロン・マスク氏がTwitterの買収を完了したと、ロイターやブルームバーグなど複数の米媒体が報じている。買収額は440億ドル(約6.4兆円)で、4月の買収発表時に提示した1株あたり54.20ドルで買い取ったと報じられている。
イーロン・マスク氏がTwitterの買収を完了したと、ロイターやブルームバーグなど複数の米媒体が報じている。報道では、買収額は440億ドル(約6.4兆円)で、4月の買収発表時に提示した1株あたり54.20ドルで買い取ったとされている。
マスク氏は、一度Twitterの買収を発表したものの、ユーザーのbot比率などを巡り交渉は難航。Twitter側から提訴される事態となっていた。報道では、10月4日に当初の条件で買収計画を進めることにマスク氏が合意し、訴訟を担当していた裁判所の判事が取引が28日までに完了するよう裁判の停止を決定したとしている。
買収にともない経営陣も刷新。報道では、パラグ・アグラワルCEOなどの現Twitter経営陣は退任するという。マスク氏のTwitterアカウントのプロフィールは「Chief Twit」という肩書きに変更されている。
マスク氏によるTwitter買収により、Twitterは上場廃止となる。国内の証券各社も対応に追われており、楽天証券は10月27日午前11時55分にTwitter株の買い注文、信用取引の新規取引、現引・現渡注文の受け付けを停止している。
関連記事
- マスク氏、TwitterのCEO、CFO、CLO、法務顧問を解雇か
Twitterを10月28日に買収するとみられるイーロン・マスク氏が、同社のCEO、CFO(最高財務責任者)、CLO(最高法務責任者)、法務顧問を解雇したと報じられた。契約が完了したかどうかはまだ正式に発表されていない。 - Twitter、10月28日に上場廃止か 国内証券会社が投資家に注意喚起
イーロン・マスク氏によるTwitter買収に伴い、Twitter社は米国時間10月28日に上場廃止となる模様だ。国内証券会社各社が、米国株を取引している投資家に注意喚起している。 - Twitter買収直前のマスク氏、広告主宛に「世界で最も尊敬される広告プラットフォームになることを目指している」とツイート
Twitter買収の期限である10月28日の前日、イーロン・マスク氏が広告主宛書簡をツイートした。Twitterが嘘まみれの地獄になることはないと主張。「世界で最も尊敬される広告プラットフォームになることを目指している」という。 - イーロン・マスク氏、Twitter本社に入る動画をツイート
イーロン・マスク氏がTwitter本社オフィスに入る動画をツイートした。同士は10月28日までに同社買収を完了すると係争中の裁判所に説明している。同氏はTwitterプロフィールの肩書を「Chief Twit」に変えた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.