投稿マンガに最大月20万円「LINEマンガ インディーズ 報奨金給付」β版開始
マンガ投稿サービス「LINEマンガ インディーズ」で、漫画家に最大月20万円を支給し、執筆をサポートする制度「LINEマンガ インディーズ 報奨金給付プログラム」βテストがスタート。
LINE傘下のLINE Digital Frontierは11月1日、マンガ投稿サービス「LINEマンガ インディーズ」で、漫画家に最大月20万円を支給し、執筆をサポートする制度「LINEマンガ インディーズ 報奨金給付プログラム」βテストを始めた。
月に2話以上投稿された作品に対し、読者数などに応じて成果を算出。成果に応じて最大月10万円、縦スクロールの「webtoon」の場合は同20万円の報奨金を支給する。
LINEマンガインディーズは、LINEユーザーが自ら執筆した電子コミックを投稿でき、他のーザーに読んでもらったり、LINEマンガでの連載を目指せるサービス。
報奨金プログラムは、「作家の才能に光を当て、サポートしていくことで、マンガ市場のさらなる発展と活性化を目指す」ためにスタートする。参加には登録が必要だ。
投稿作品の月間読者数が5000〜6999人なら1万円、7000〜9999人なら2万円……2万5000人以上なら5万円を、お気に入り登録数は1万5000〜1万9999なら1万円、2万〜2万9999なら2万円……5万以上なら5万円と、合計最大10万円を支払う。将来のグローバル展開を視野に入れ、webtoonならそれぞれ倍額を支払う。
webtoon本場の韓国では、「LINEマンガ」関連サービスの「NAVER WEBTOON」に所属する作家の平均収益は約2900万円、新人作家でも約1500万円に上るという。
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