ニュース
NTT、主要会社新卒の給与を14%引き上げ 23年から 高い専門性持つ人材の獲得狙う
NTTグループは、2023年4月以降に同グループの主要会社に入社する社員の給与を14%引き上げると発表した。現行の大学卒の標準給与である21万9000円の場合、25万円に引き上げる。
NTTグループは11月8日、2023年4月以降にグループの主要会社に入社する社員の初任給を14%引き上げると発表した。大卒の場合、これまでの21万9000円から25万円に上がる。優秀な人材を獲得する狙い。
専門性の高い人材はさらに優遇する。同社は人事制度を専門性の獲得、発揮具合によって昇格・昇給する仕組みに変える考えで、その一環として専門性が高い新入社員については27%アップの27万2000円とする。
給与の引き上げの対象となるのは、NTTとNTT東日本、NTT西日本、 NTTドコモ、 NTTコミュニケーションズ、NTTデータ、NTTコムウェア、NTT都市開発、NTTファシリティーズ、NTTファイナンスの10社。
関連記事
- ドコモ、Web3に本腰 最大6000億円投資へ 2023年度に新会社設立
NTTドコモは、Web3事業に対し最大6000億円投資する。同日には、国内外でWeb3プロジェクトの実績があるアクセンチュアとの提携を発表。同社は10月にも日本発のパブリックチェーンを開発するAstar Networkと提携しており、3社でWeb3事業を推進する。 - NTT、京都にデータセンター新設 400億円投じ関西圏でのビジネス拡大需要に対応
NTTが、約400億円を投じて京都府にデータセンターを新設する。2025年後半をめどに建設を完了し、グループ会社のNTTコミュニケーションズがサービス提供に活用する。関西圏でビジネスを拡大するクラウド事業者の増加を見込んだ施策という。 - デジタル庁がエンジニアに求める“必須スキル”は妥当? 求人要件に賛否 同庁に経緯を聞いた
デジタル庁の開発エンジニアの求人要件がTwitter上で話題になっている。政府職員が利用する基盤サービスの開発者を募集する求人で必須スキルとして「Webアプリの開発経験5年以上」など10項目を記載し、反響を呼んでいる。 - オリコンがインフレ手当、月1万円支給 アルバイトにも
オリコンが、物価上昇を受けて社員に「インフレ特別手当」を支給すると発表した。グループ企業の正社員、契約社員、嘱託社員、アルバイトに1カ月当たり1万円を支給する。 - 2022年上期に手当・報酬アップを発表したIT関連企業まとめ 続く円安、各社の対応は
円安が続き、商品の値上げも相次いでいる。一方で、戦略的投資として社員の報酬アップや手当の増額を発表する企業も。この記事では、4月以降に報酬アップを発表したIT関連企業の情報をまとめる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.