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NTT、京都にデータセンター新設 400億円投じ関西圏でのビジネス拡大需要に対応
NTTが、約400億円を投じて京都府にデータセンターを新設する。2025年後半をめどに建設を完了し、グループ会社のNTTコミュニケーションズがサービス提供に活用する。関西圏でビジネスを拡大するクラウド事業者の増加を見込んだ施策という。
NTTは9月29日、約400億円を投じて京都府相楽郡にデータセンター「京阪奈データセンター」(仮称)を新設すると発表した。2025年後半をめどに建設を完了し、データセンター事業を手掛けるグループ会社のNTTコミュニケーションズがサービス提供に活用する。関西圏でビジネスを拡大するクラウド事業者の増加を見込んだ施策という。
データセンターは相楽郡の中でも、大阪市、京都市、奈良市から車で1時間以内の場所に建設する。地上4階建てで、サーバルームの広さは約1万900平方メートル(サーバラック4800個分)になる予定。
NTTによれば、日本のSaaS・PaaS・IaaSベンダーや海外の大規模クラウド事業者間では、首都圏に次ぐ商圏として中部・関西エリアでビジネスを拡大するニーズが高まっているという。そこで今後の需要増を見込み、関西圏でのデータセンター新設を決めたとしている。クラウド事業者だけでなく、国内のIoT事業者などによる開発・検証目的での利用も見込む。
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