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米と水を自動で入れる「自動計量IH炊飯器」、パナが開発 外出先から炊飯量を変更できる
パナソニックは15日、業界初の「自動計量IH炊飯器」を発表した。炊飯器本体に水のタンクと米びつを内蔵。炊飯量を指定すると自動的に米と水を計量して内釜に投入し、そのまま炊飯を行う。
パナソニックは11月15日、業界初となる自動計量機能を搭載したIH炊飯器を発表した。限定200台の先行体験プログラムを実施する予定で15日から応募を始めた。体験価格は4万6000円(送料込)。
「自動計量IH炊飯器」は、単身や夫婦だけの少人数世帯を想定した無洗米専用の2合炊きIH炊飯器。炊飯器本体に水のタンクと米びつを内蔵し、炊飯量を指定すると自動的に米と水を計量して内釜に投入、そのまま炊飯を行う。炊飯量はお茶碗1杯分(0.5合)刻みで設定できる。
パナソニックは「これまでも自動炊飯はできたが、水と米を自動投入するのは業界初。炊飯の所作をさらに自動化できる」と話している。
スマートフォンアプリを使ったリモート操作にも対応する。外出先から炊飯量を変えたり、炊き上がり時刻を変更したりといった操作が可能。「家を出る前に炊飯予約する必要はない」という。
先行体験プログラム「Future Star Program」は発売予定の新製品を先行して一般ユーザーに提供し、フィードバックを得て製品開発に反映するというもの。参加者には使用前後のアンケート調査など協力を求める。
参加の応募は12月25日まで受け付ける。商品配送は2023年2月下旬の予定。なお、自動計量IH炊飯器を一般販売する時期や価格は未定となっている。
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