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AmazonのジャシーCEO、大規模リストラは2023年も続くと説明
Amazonのアンディ・ジャシーCEOは全社向けメモで、大規模リストラは2023年にも続くと説明した。KindleやAlexaの部門だけでなく、「さらに多くの職が削減される」としている。
米Amazon.comは11月17日(現地時間)、「アンディ・ジャシーCEOからの職の削除に関するメモ」という全社向け書簡を公式ブログで公開した。ジャシーCEOはこのメモで、リストラは2023年にも続くと説明した。
前日にはデバイス&サービス担当のデイブ・リンプ上級副社長による、同氏が担当する部門でのリストラが発表されている。
ジャシー氏は、昨日発表のKindleやAlexaを含むデバイス&サービス部門で「多くのポジションを削減するという難しい決定」だけでなく、リストラに関する「われわれの年次計画プロセスは2023年まで延長される」と語った。「つまり、リーダーが調整を続けるにつれ、さらに多くの職が削減される」という。
同社は約1万人をリストラする計画だと報じられている。ジャシー氏は「影響を受ける職の正確な数はまだ確定していない」としている。
「オンラインストア、広告、AWSなどの確立できている事業だけでなく、プライムビデオ、Alexa、衛星ネットサービスKuiper、ロボタクシーZoox、ヘルスケアなどの何年にもわたって取り組んできた新たなイニシアチブにも今後大きな機会が待っている。(成功の)鍵は、Amazonが最も得意とすること、つまり、顧客を第一に考え、顧客のために執拗に発明を続けることだ。そうすれば将来について非常に楽観的になれる」。
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