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Twitterの「ハードコア」を選択せずに辞めた従業員のツイート多数
Twitter上に同社を退社することになった多数の従業員がフェアウェルメッセージをツイートしている。マスクCEOは11月17日の午後5時までに残るか去るかを決断するよう迫っていた。
米Twitterのイーロン・マスクCEOが全従業員に「会社に残ってハードコアに働くか、辞めるか」の決断を迫った期限である11月17日の午後5時(現地時間、日本時間の18日午前10時)の数時間前から、Twitterを辞めるという従業員からのツイートが増加してる。
Twitterに9年半務めたというマット・ミラー氏はボストンのオフィスと見られる場所で撮影した期限の時刻のカウントダウン動画を投稿した。
退社を決めたという同僚たちはそれぞれ、「僕は4年」「2カ月」「9年」などと語った。
Twitterの動静を追っているメディア米Platformerのゾーイ・シファー氏は同日、Twitterのすべてのオフィスが一時的に閉鎖されると報じた。同氏によると、これはマスク氏が従業員による妨害を恐れているためという。オフィスは21日に再開される見込み。同社は残った従業員に対し、それまでの間SNSやマスメディアなどで機密情報について話すことを控え、企業方針を順守するよう通達したという。
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