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jig.jpが上場へ ライブ配信「ふわっち」運営
ライブ配信サービス「ふわっち」などを運営するjig.jpがグロース上場へ。「jigブラウザ」や「jigtwi」も運営している。
東京証券取引所は11月17日、ライブ配信サービス「ふわっち」などを運営するjig.jpのグロース市場上場を承認した。上場予定日は12月22日。
2003年創業。04年に公開した携帯電話(ガラケー)向け高速フルブラウザ「jigブラウザ」や、10年にリリースしたガラケー向けTwitterクライアント「jigtwi」などで注目を集めた。両サービスは現在も継続している。
現在のメイン事業は、2015年にリリースしたライブ動画配信サービス「ふわっち」で、2022年の収益のうち99%をふわっちの有料アイテム販売が占めている。
子ども向けプログラミングガジェット「IchigoJam」、自治体向けのオープンデータ事業も展開している。
創業者の福野泰介氏は2018年、社長を占部哲之氏に譲り、会長に就任した。
有価証券報告書によると、2022年3月期の売上高は前期比34%増の89億842万円、経常損失は2億5370万円(前期は6624万円の黒字)、純損失は2億1507万円(同2億2753万円の利益)。
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