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Twitter、11月29日予定だった「青いチェックマーク」提供再開を延期
Twitterはサブスクリプションサービス「Twitter Blue」での「青いチェックマーク」提供の再開を延期する。マスクCEOは「なりすましを阻止できる確証が得られるまで」提供しないとツイートした。
米Twitterのイーロン・マスクCEOは11月21日(現地時間)、29日に再開すると予告していた「青いチェックマーク」(旧「認証バッジ」)の提供を延期するとツイートした。「なりすましを阻止できるという確証が得られるまで」延期するとしている。
また、「個人と組織とでは異なる色のチェックを使うことになるだろう」とも書いている。
青いチェックマークは以前はTwitterが本人だと確認した個人または組織に与える認証バッジだったが、マスク氏がサブスクリプションサービス「Twitter Blue」加入者に無条件で提供する単なる「Twitter Blue購入者」を表すバッジに変更した。だが、旧来の認証バッジと新バッジが混在するようになったため、青バッジユーザーがTwitter名を著名人や企業の名前に変更することでなりすます問題が多発している。
なお、マスク氏が言及した「異なる色のチェック」がTwitter Blueで購入できるチェックマークのことか、青いチェックマークの意味の変更と並行して新たに設けられた、Twitterが付与する「Official」(日本では「公式」)というグレーのバッジのことかは不明だ。
公式バッジは現在はすべてグレーで、本稿執筆現在は個人ではなく組織にのみ提供している。
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