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「GoPro HERO11」がっつりレビュー、アクションカムの先駆けは今でも画質に一日の長荻窪圭のデジカメレビュープラス(6/6 ページ)

今回はアクションカメラの先駆けであり、毎年着実に進化を遂げている「GoPro HERO11」である。数年ぶりにがっつり使ってみたところ、その進化ぶりがよく分かった。

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 Facebookを使ってライブストリーミングしてみた結果がこちらだ。作業は非常に簡単で良い。


アプリからHERO11を接続。ここでリモート撮影やコンテンツのダウンロード、動画編集の他、ライブストリームも可能だ

Facebookでライブストリーム中の画面

ライブ配信中の画面(うちの猫です)

 ざっと使ってみたけど、クオリティはさすがGoProという感じ。機能をフルに楽しむにはサブスクリプションに登録する必要があり(そうするとクラウドへのアップロードもできる)、購入時に1年間のGoProサブスクリプションを付けると割引価格で購入できるので付けちゃうのも手だ。

 で、HERO11のクオリティは素晴らしいのだが使って気になったのは2点。

 1つは「アンチフリッカー」機能。蛍光灯下で撮影したらフリッカーが出たので、アンチフリッカーを「50Hz」にセットしたら(東日本の電源周波数が50Hzなので)、30fpsや60fpsが選べなくなったのだ(その代わり25fpsや50fpsになる)。これはなんとか対応してほしいなと思う。

 まあ、蛍光灯環境も減ってはきたけど、フリッカーを消すために50Hzにしたらフレームレートまで影響を受けるってのはなんだかなと思う。

 もう1つは本文にも書いたけどUSB端子回り。カバーを外したり付け替えたりが何度か発生すると……ちょいとめんどくさい。

 まあ、その辺はその人のニーズにあったシステムをきっちり組んで使ってね、ってことだろう。

 ブレ補正もおそろしくスムーズだし、360度水平ロックは幅広い撮影ができて楽しいしでカメラとしては非常に素晴らしい。

 今回たまたま、DJI OSMO Action 3と同時に使ってみたのだが、取り回しやすさや手軽さではOSMO Action 3だけど、クオリティではGoPro HERO11かな、という感じかなと思う。

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