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見せてもらおうか、ソニー「α7R V」の実力とやらを 待望のスチル機が超レベルアップ:荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/7 ページ)
いやあ、とうとう出ましたソニーの「α7R V」。α7シリーズの製品サイクルとしては長いわけじゃないのだけど、より待望感が強かったのは昨今のラインアップが映像に力を入れたモデルばかりだったからだ。
チルトとバリアングルが合体したマルチアングルモニター
もう1つの特徴はEVFとモニター。
EVFは大きくて見やすい約944万ピクセルだ。
そして背面モニターはチルト式とバリアングル式が合体したマルチアングル式。これが素晴らしい。
チルト式の機構の上にバリアングル式のモニターをのっけた構造だ。世界初……じゃなくて実はパナソニックの「DC-S1H」が似た機構を搭載しているけれども、斬新で有用なことに変わりはない。
構造としてはこんな感じだ。
もちろんチルトせず横に開いて普通にバリアングルモニターとしても使える。
チルト式のメリットは光軸がずれない、ワンアクションで開ける、開いたときストラップが邪魔にならないなど。
逆に、縦位置では使えない、取れるアングルに限界があるなどの欠点はある。
バリアングルは逆にモニターが360度回転するのでより自由度が高いし、ひっくり返して収納することができる。
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