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見せてもらおうか、ソニー「α7R V」の実力とやらを 待望のスチル機が超レベルアップ荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/7 ページ)

いやあ、とうとう出ましたソニーの「α7R V」。α7シリーズの製品サイクルとしては長いわけじゃないのだけど、より待望感が強かったのは昨今のラインアップが映像に力を入れたモデルばかりだったからだ。

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電車の運転席部分を検出したところ

 もちろん走行中の電車をAF-Cで追うのもOkだ。


走ってくる列車を被写体検出+AF-Cで追いつつ連写した(24-70mm 70mm 1/1600秒 F2.8 ISO100)

 ただ、非常に暗くなると被写体検出AFがうまく働かないことも。暗くて被写体検出がうまくいかないことがあった(通常のAFならかろうじて捕捉できる)。まあそこまで暗い場所で使うこともそうはないだろうけど。


夜に出会った猫。ISO25600に感度を上げてやっと1/25秒という暗さだった。ここまで暗いと瞳AFはつらい(24-70mm 70mm 1/25秒 F2.8 ISO25600)

 ISO感度もはISO100から最高でISO32000。さらに拡張ISO感度でISO102400まで行けるが、高画素な分、画素数を抑えたα7 IVに比べるとちょっと低い。

 常用はISO12800くらいか。


ISO1600から102400まで変えながら撮影して部分を切り出したもの。最下段のISO51200と102400は拡張ISO感度

 もちろん人物の瞳検出は相変わらず優秀。


雨天で条件は悪かったけど、色はきっちり出た。美肌効果を使って肌を滑らかにする機能もあるがここでは未使用(24-70mm 39mm 1/40秒 ISO200)

 被写体検出のターゲットを人物にしたときは美肌効果をかけることもできる。

 リアルタイムトラッキングが相変わらず優秀なので、AF-Cで被写体を追いつつ撮るのも得意だ。

 シャッタースピードはメカシャッター、電子シャッターともに1/8000秒まで。電子シャッター時のローリングシャッター歪みはけっこう大きい。電子シャッターも使えるが、基本的にメカシャッターで撮るカメラと思っていいだろう。

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