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見せてもらおうか、ソニー「α7R V」の実力とやらを 待望のスチル機が超レベルアップ荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/7 ページ)

いやあ、とうとう出ましたソニーの「α7R V」。α7シリーズの製品サイクルとしては長いわけじゃないのだけど、より待望感が強かったのは昨今のラインアップが映像に力を入れたモデルばかりだったからだ。

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 人物、動物、鳥に加えて昆虫、車、列車、飛行機とぐっと範囲を広げてきた。


被写体検出の認識対象。この下にさらに飛行機がある

 しかも、動物や鳥の認識部位も増えてるしより細かい設定も可能になっているのだ。トラッキング維持特性や認識部位も指定できる。瞳と頭と体が対象なのだが、瞳だけにすることもできる。


被写体それぞれに対してより細かな設定ができる

 このように瞳や顔が見えてなくても「体」を捉えてくれるのはうれしい。


顔が見えてないアオサギでも体全体を認識してくれた

 そのままアオサギを撮ってみた。レンズは100-400mm。


α7R Vと「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」。さすがにこれを付けるとレンズがヘビー

 次の写真はアオサギを連写した中の1枚だが、トラッキング維持特性も指定できるのでこの写真では一度捕まえたアオサギを維持し地づけているので手前をすっと横切っていったカモに引っ張られない。

 この写真だとアオサギが亀を食べようとしてるように見えるけど、違います……たぶん。


餌を探してるアオサギ。亀をつついてるわけじゃない(と思う)。その手前をすすーっと通り過ぎていくのはオナガガモ(100-400mm 400mm 1/1000秒 F5.6 ISO2500)

 なお連写速度は秒10コマ。そこは速さより画質を重視したモデルということでいいだろう。

 続いて電車だ。

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