PayPayとPPSCインベストメントサービスは12月21日、PayPayのポイントを使って疑似投資が行える「ポイント運用」の利用者が800万人を超えたと発表した。10月に700万人を超えており、2カ月で100万人を積み増した。
PayPayのポイント運用は2020年4月にサービスを開始。PayPayアプリ内のミニアプリとして、口座開設などの必要なく擬似投資が行える。米S&P500株式指数やナスダック株式指数に連動してポイントが増減するコースなどを設ける。
直近では、金価格への連動コースや、株価と反対方向に動く「逆チャレンジ」コースも支持を集めている。
他社の主なポイント投資は、「ポイント運用 by 楽天PointClub」が利用者800万人(22年8月)、「au PAY ポイント運用」が200万人(22年4月)、dポイント投資は「150万人」(11月)に達している。
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