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サーバルームへ“お呼ばれ“した時の正しいコーデって? データセンターに行って考えた【全身1万円の参考プラン付き】(4/5 ページ)

Twitter上で「サーバルームに呼ばれた時のコーデ」という投稿が話題になった。ツイートはITネタとして投稿されていたが、ネタではない“真のサーバルームコーデ”を求めてさくらインターネットのデータセンターを見学してきた。

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 また、イヤリングやネックレスなどのアクセサリー類を身に付けることも推奨できないという。サーバの入れ替え作業中、イヤリングが外れてラックの中に落ちてしまった場合、それを回収するのは非常に手間だ。場合によってはサーバ自体を開閉することもあり精密機械のサーバ内部にイヤリングがもし落ちれば、故障の原因にもなりかねない。


イヤリングは落とすとトラブルの原因になりかねないので非推奨

サーバの中身。基板が露出しているのでイヤリングを落とすと故障する可能性も

 ネックレスはニットのときと同様、レールなどのとがったものに引っ掛かってしまうと、首が締まり危険だ。そのため、データセンターに入る際にはアクセサリー類や落とすと回収しにくい小物などは一度外す方が余計なトラブルを回避できるという。また、万が一サーバが落ちた際に足のけがを避けるためにも、安全靴に履き替えることを推奨するとしている。


左の黒い靴が安全靴。つま先を金属など硬い素材で覆っており、上部からの衝撃を抑えられる

 他に、設備によっては床から風が吹き上げる空調設備の場合もあり、スカートをはいている際は注意が必要だ。湿度や気温は年中一定であるため、夏場で薄着の場合は羽織るものを用意することを勧めている。

 江草さんが前提として話したように、データセンター内で禁止される服装というものは基本的にはない。そのため、目的の作業を安全に実行しやすい服装であれば問題はないという。データセンターに行く場合は、特にこれらに留意するといいだろう。

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