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OM SYSTEMロゴの「OM-5」登場 ちょっと地味だけど基本性能の高い手頃な一眼カメラ:荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/6 ページ)
「OM SYSTEM」ロゴを付けた初めてのカメラ「OM-5」が登場。名前から「OM-1」の下位モデルを期待した人もいたかと思うが、それは違った。「E-M5 Mark III」の後継機といった内容である。
オリンパスから映像事業が切り離されて「OMデジタルソリューションズ」(以下、OMDS)となり、OMDS渾身のフラッグシップ機としてフルモデルチェンジした「OM-1」が登場したが、ボディにつけられたロゴは「OLYMPUS」のままだった。
そして2022年の秋、とうとう「OM SYSTEM」ロゴのカメラが登場したのである。「OM-5」だ。
レンズも、新しいものを中心に「OM SYSTEM」ロゴに変わっていくようである。今回本体と一緒に借りた20mm F1.4はすでに「OM SYSTEM」になっていた。
初代OM-Dである「E-M5」の登場が2012年だったので、10年かかってE-M5が「OM-5」になったと思うと感慨深い。フィルム時代のOMシリーズは「OM-4」が最後だったので「OM-5」の名は今回初登場となる。
初代OM-DのE-M5はその後上位機として「E-M1」(のちのOM-1)が登場したことでミドルクラスのスタンダードモデルとなった。
今回のOM-5はどんなカメラに仕上がったのか。
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