ニュース
人気ゲーム「原神」、アカウントの乗っ取り・盗難に注意喚起 「正体不明のサイトはログイン控えて」
オンラインゲーム「原神」のアカウント盗難について、運営が注意喚起。非公式なフィッシングサイトにログインした結果、アカウントを乗っ取られる事例が複数見られるという。
中国miHoYoの日本法人、miHoYo(東京都渋谷区)は1月9日、オンラインゲーム「原神」のアカウント盗難について注意喚起した。非公式なフィッシングサイトにログインした結果、アカウントを乗っ取られる事例が複数見られるといい、不審なサイトは利用しないよう呼び掛けている。
プレイヤーからアカウント乗っ取りの報告が相次ぎ、詳細を調べたところ、多くの被害者が原神のアカウントで正体不明のWebサイトなどにログインしていたことが分かったという。
同社は対策として(1)非公式な情報は信用しない、(1)ゲーム内アイテムの非公式な購入サイトや、アカウント売買サイトにログインしない、(3)BOTなど、非公式な外部ツールは使用しない、(4)複数人でのアカウントやパスワードの共同利用はしない──といった注意を呼び掛けている。
原神は、2020年にリリースしたWindows/PlayStation 5/PlayStation 4/iOS/Android向けの基本無料アクションRPG。22年上半期には、Twitter上で関連ワードが世界一つぶやかれたゲームになるなど、人気を集めている。
関連記事
- 「原神」のアンチチート機能をマルウェア攻撃に悪用 トレンドマイクロが事例を発見
トレンドマイクロが、人気ゲーム「原神」のアンチチートプログラムをマルウェア攻撃に悪用する事例を発見。ユーザーが使っているアンチウイルスソフトを停止し、偽のソフトをインストールさせるといった用途で悪用されるという。 - 「原神」、iOS版でクリップボードの内容を読み取る不具合 「テスト版の機能が削除できていなかった」
中国miHoYoが、オンラインゲーム「原神」のiOS版でクリップボードの内容を自動的に読み取る不具合を確認。テスト版で搭載していた機能を削除できていなかったという。 - 「原神」、ゲーム終了後は不正防止プログラムが停止する仕様に 開発元はスパイウェア疑惑を否定
中国miHoYoが、新作ゲーム「原神」PC版のアンチチートプログラムを、ゲームの終了後やアンインストール後に停止する仕様に変更した。当初は停止後も動き続ける仕様で、Twitterなどで「スパイウェアではないのか」と疑う声が出ていた。同社はこの疑惑を否定している。 - Google Playで障害か プロセカや原神など「有料アイテム購入しないで」の投稿相次ぐ
9月21日午前10時ごろから一部のスマートフォン向けゲームの公式アカウントが「Google Play ストアで障害が発生しているので有料アイテムを購入しないで」と相次いで投稿している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.