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薬局向けSaaSのカケハシが76億円調達 新規事業の立ち上げを積極化
薬局向けの業務支援サービスを提供するカケハシが76億円を調達。資金は新規事業立ち上げに向け、ITエンジニアの採用や新サービスの開発などに充てるという。
薬局向けの業務支援サービスを提供するカケハシ(東京都中央区)は1月11日、ベンチャーキャピタルなどを引受先とした第三者割当増資で76億円を調達したと発表した。資金は新規事業立ち上げに向け、ITエンジニアの採用やカスタマーサポートの強化、新サービスの開発などに充てるという。
引受先は第一生命保険やSalesforce Venturesなど8社。今回の調達により、同社の累計調達額は約131億円になった。新規事業の内容については、医薬品流通の最適化・安定化、薬の処方情報を分析できるサービスなどを検討しているという。
カケハシは2016年設立。服薬指導ツール「Musubi」や医薬品の在庫管理システム「Musubi AI在庫管理」を提供している。このうちMusubiは、1月時点で全国7000店舗以上の薬局が導入しているという。
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