第一生命、銀行サービス開始 住信SBI銀と楽天銀行のプラットフォームを利用
第一生命保険は1月11日、資産形成をサポートするサービス「資産形成プラス」および、銀行サービスの提供を開始した。銀行サービスは住信SBIネット銀行および楽天銀行が提供する銀行機能をBaaS(バンキング・アズ・ア・サービス)として利用する。
第一生命保険は1月11日、資産形成をサポートするサービス「資産形成プラス」および、銀行サービスの提供を開始した。銀行サービスは住信SBIネット銀行および楽天銀行が提供する銀行機能をBaaS(バンキング・アズ・ア・サービス)として利用する。
スマホアプリを使ったサービスにより、資産寿命の延伸に向けたアドバイスや情報を一人ひとりに届けることで、資産形成や承継を考えるきっかけにすることを目指す。
銀行サービスは、住信SBIネット銀行のプラットフォームを使う「第一生命NEOBANK」と、楽天銀行のプラットフォームを使う「楽天銀行第一生命支店」。いずれも、第一生命が銀行代理業者となってサービスを提供する。
第一生命NEOBANKでは、ATM入出金および他行振込手数料が月5回まで無料。給与受取や口座振替でポイントが貯まる「NEOBANKスマートプログラム」も用意する。住信SBIネット銀行の口座を持っていても開設できる。また、住信SBIネット銀行初となる0歳からの口座開設を可能とする。
楽天銀行第一生命支店は、ATM手数料が最大月7回、他行振込手数料が最大月3回まで無料。楽天ポイントなどが貯まる「ハッピープログラム」も用意する。楽天銀行の口座を持っていても開設できる。
住信SBIネット銀行は各企業にBaaSとして銀行機能を提供しており、グループ外への提供はこれが6社目。楽天銀行は、今回が初のBaaS提供となる。
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