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Apple、Googleマップの「ビジネスプロフィール」のような「Business Connect」提供開始
AppleはGoogleの「ビジネスプロフィール」のようなショップやレストラン向け無料サービス「Apple Business Connect」を発表した。ショップやレストランはこのサービスを利用することでマップやSiriなどの一連のAppleのサービスでのプレゼンスを確保できる。数カ月中にグローバルに展開する計画だ。
米Appleは1月11日(現地時間)、ショップやレストラン(以下「ビジネス」とまとめる)向けの新無料サービス「Apple Business Connect」を発表した。米Googleが10年以上前から提供しているビジネス向け無料サービス「ビジネスプロフィール」のような、店舗情報をユーザーに提供するためのツールだ。
ビジネスはこのツールを使って、店舗やメニューの画像や営業時間情報などをカード状にまとめ、マップ、メッセージ、ウォレット、SiriなどのAppleの一連のサービスで表示させることができる。Googleのビジネスプロフィール同様に、予約や問い合わせにも使える。
機能の1つ「Showcase」では、期間限定サービスやバーゲンなどを紹介できる。Showcaseは米国で同日から表示されるようになり、向こう数カ月中にグローバルに展開する。
ビジネスオーナーは、Apple IDでBusiness Connectに登録できる。Appleが承認すれば、位置情報を申請するだけで無料でサービスの利用を開始できる。
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