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請求書受け取りSaaSでチェックすべき3つの観点 sweeep、バクラク請求書、invox、Bill Oneを比較するインボイス受領SaaS比較(4/4 ページ)

社会変化の中でここ数年の進化が目覚ましいのが、受け取った請求書を処理するSaaSである。今回は受取請求書SaaSを「OCR特化」および「OCR+オペレーター入力補助」の2つに大別した上で、それぞれ2つずつ、計4つのSaaSを取り上げる。

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最高のSaaSというものは存在しない

 21年9月にデジタル庁はPeppol(ペポル)という電子インボイスの国際標準仕様を管理する国際団体・Open Peppolのメンバーとなり、日本のデジタルインボイスの標準仕様の策定作業を本格化させている。 検討が進み、日本における請求書のやり取りがデジタルインボイスで処理されるようになれば、今回紹介した受取請求書SaaSは不要になる可能性が高い。

 しかし、まだその検討は始まったばかりであり、仕様の策定から普及までにはかなり期間を要することを考えると、業務のデジタル化・効率化に対する現時点での最適解は受取請求書SaaSの導入となる。注目度の高い分野であり、複数のサービスがしのぎを削っているため、どのサービスを導入すればいいか迷われる方も多いだろう。

 検討する際に重要なのは、処理しなければならない請求書の量と求められる処理スピード、そしてコストとのバランスである。未上場の中小企業であれば月初2〜3営業日での処理を完了させることは必須ではないし、請求書の送付方法を変更してもらえるように発行元にお願いできるかどうかも企業の状況によって異なるだろう。

 最高のSaaSというものは存在しない。自社にとって最適なSaaSを選ぶことが重要ではあるが、機能比較表だけでは難しいため、筆者はこの原稿を書いている。受取請求書SaaSを比較検討する際は、自社の要件(処理枚数、処理スピード、コスト感など)をしっかりと伝えた上で、自社にとって最適なものを見極めてほしい。そのために本稿が少しでも参考になれば幸いである。

執筆者 武内俊介 株式会社BYARD代表取締役、税理士

 

金融の企画部門、会計事務所、ベンチャーの管理部門を経て、税理士・業務設計士として独立。複数社への業務の再構築とITツールの導入支援を提供した後、株式会社BYARDを創業し、業務設計プラットフォーム・BYARDを開発・提供している。

 

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