ニュース
「弊社の予想を大幅に上回る予約」 パナ「LUMIX S5II」、一部の予約者は発売日に届かない可能性
パナソニックは、1月5日に発表したフルサイズミラーレス一眼「LUMIX S5II」について、すでに予約している一部のユーザーに対し、発売日当日での配達ができない場合があると発表した。
パナソニックは1月19日、5日に発表したフルサイズミラーレス一眼「LUMIX S5II」について、すでに予約している一部のユーザーに対し、発売日(2月16日)当日での配達ができない場合があると発表した。
同社は理由として「弊社の予想を大幅に上回るご予約をいただいておりますため」と説明。今後予約するユーザーに対しても、発売後、製品の到着までに時間がかかる可能性があるという。対象は、本体「DC-S5M2」に加えレンズキット「DC-S5M2K」「DC-S5M2W」を含む。
LUMIX S5IIは、2420万画素のCMOSセンサーを搭載したミラーレス一眼。映像エンジンに、ライカと共同開発した「L2 Technology」を取り入れ、静止画と動画のクオリティを向上。特に動画性能に注力しており、防塵防滴を達成しつつ放熱用ファンを内蔵。最大6K30p(4:2:0 10bit)の収録に加え、Cinema 4K(4:2:2 10bit)の無制限撮影に対応した。同社製シネマカメラ「VARICAM」と同等の14+ストップのダイナミックレンジで収録できるV-Logでも記録可能だ。
価格は、同社公式ECサイトで24万7500円(ボディ単体)。同クラスのフルサイズ機と比べて割安の価格設定となっている。なお6月下旬には、より動画機能を強化した「LUMIX S5IIX」の発売が控えている。
関連記事
- “攻め”の25万円切り、パナから新型フルサイズミラーレス2機種 冷却ファン・6K30p・初の像面位相差AF
パナソニックが新型フルサイズミラーレスカメラ「DC-S5M2」を発表した。「LUMIX S5」の後継モデルで、想定売価はS5M2ボディ単体で24万8000円前後。また同社は、S5M2をベースに動画機能を強化した「DC-S5M2X」も併せて発表している。 - フルサイズミラーレスの新基準「α7 IV」海外発表 3300万画素 約2500ドルで12月発売
ソニーがフルサイズミラーレスカメラ「α7 IV」を海外で発表した。3300万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載。価格は米国で2500ドル、12月に発売予定という。 - 「EOS R6 Mark II」登場 2420万画素に毎秒40コマ連写 RAW動画の外部記録も
キヤノンは、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R6 Mark II」を発表した。2020年7月に発表した「EOS R6」の後継モデルで、価格はオープンプライス。 - 動画特化の新型ミラーレス「GH6」、パナソニックが正式発表 5.7K60p撮影 約26万円
パナソニックがマイクロフォーサーズ規格の新型ミラーレスカメラ「LUMIX DC-GH6」を発表。5.7K/60pや4K/120p撮影に対応した他、5.7K/30pのProRes撮影をサポートする。 - キヤノン、映像に軸足置いたミラーレスカメラ「EOS R5 C」3月発売 約65万円
キヤノンは19日、スイッチレバー1つで静止画撮影と動画撮影を切り替えられるミラーレスカメラ「EOS R5 C」を発表した。外部電源供給があれば8K/60p・RAW動画まで対応できる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.