速報
Wikipedia、Web版で10年以上ぶりのデザイン更新 検索も便利に
Wikipediaのユーザーインタフェースが更新された。Wikimediaによると10年以上ぶりの更新。検索が便利になった他、多数の改善が加えられた。
オンライン百科事典Wikipediaを運営するWikimedia Foundationは1月18日、Web版のWikipediaのユーザーインタフェースを10年以上ぶりに更新したと発表した。数週間前から段階的にデザインが変わってきていたが、正式に発表された。
見た目で大きく変わったのは、左のカラムが「目次」になったことだろう。目次はコンテンツごとに異なり、長いページで下の方の見出しに飛ぶのが楽になった。
なお、メインページなどに飛ぶ従来の左カラムは左上の[≡]をクリックすると目次の上に表示される。
検索枠も改善され、検索候補に画像が表示されるようになった。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
この他の変更については紹介ページを参照されたい。
Wikipediaは現在、300以上の言語で5800万以上の記事を提供しており、月間で160億回以上閲覧されている。
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