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ピクシブ、自社で使っている「iOSアプリエンジニア育成教材」を無償公開

ピクシブは、初学者向けiOSアプリ開発の教材資料を無償公開した。お絵かきSNSの開発を通して、実例に近いiOSアプリ開発を学ぶことができるという。

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しごと発掘ラボ

 ピクシブは1月19日、初学者向けiOSアプリ開発の教材資料を無償公開した。内容はお絵かきSNSを開発するというもので、実例に近いiOSアプリ開発を学ぶことができるという。また、同社でモバイルアプリ開発の初学者向けに実施した研修の内容についても紹介している。


初学者向けiOSアプリ開発の教材資料を無償公開

 同社では2022年2月からiOS・Androidアプリエンジニアの育成プロジェクトを始めている。モバイルアプリの開発手段の多様化に伴い、エンジニア採用のミスマッチが増加。モバイルアプリエンジニア不足を解消するために、自社で育成していく取り組みを始めたという。

 研修ではまず、プログラミング言語「Swift」と開発ツール「Xcode」に慣れるように、米Appleが提供しているアプリ開発のための課題を与えた。同社は「ピクシブのアプリでは、ビュワーなどの閲覧体験が重要になってくるものが多い。また、ライブ配信やドロー機能などネイティブでないと開発が難しいものが多くあり、ここ数年はUIKitとSwiftUIの知識が必要になっている」と背景を話す。


米Appleが提供しているアプリ開発のための課題

 課題の完了後は書籍でアプリの設計について学ばせ、自分で考えてコードを書けるようにさらなる課題を与えた。今回無償公開した教材は、このステップを学ばせるために用意したものという。同社は「これができるようになれば、基本的なSNSのクライアントアプリを実装することができるのでは」と説明しており、社外など多くの人にも利用してほしいとしている。


研修受講者が苦戦したポイントも紹介している

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